通常トイレの手すりというと、立ち上がりや立ち座りや移乗などを考慮した場合、L型手すりを思い浮かべる方が多くいると思います、写真は富士川町地内のデイサービスのトイレに、長さ600mmと300mmの樹脂被覆の水平手すりを二カ所設置した事例です、施設の担当者様によると、左手で既存のL型上部を掴み、右手で300mm若しくは600mmの水平手すりを掴みながら立ち座り動作を行うというものです、手すりはTOTOのTSシリーズ出巾100mmとした特注品です、下地壁は軽量下地(LGS)+プラスターボード12.5mm+化粧パネル(4mm)にウェルナット(下穴9.5mm)にて施工しました、こうして利用者お一人お一人に対し、しっかり向き合い誠実な対応の施設には驚きました。

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以前よりご縁がある峡南広域行政組合主催による「介護保険住宅改修研修会」が来年1月19日と21日にそれぞれ行われます、前にもお知らせしましたが、「介護保険制度における住宅改修事業者研修テキスト」の発刊等を受け、工務店などの事業者のレベルアップやケアマネさんへの理解を深めるために開催されます、対象者は一般、介護支援専門員、工務店や大工さんの事業者です、まだ県内ではこうした研修会は開催されておらず、峡南5市町村が初めてではないかと思います、いままでは、ケアマネさんや作業療法士、理学療法士など福祉職向けの講習会はありますが、今回は工務店などの事業者向けなので楽しみです、どなたでも参加できますので、ご興味ある方はぜひどうぞ。

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従来の浴室は現在のようなユニットバスではなく、コンクリートを打設したあと、浴槽や排水パンを設置した上で、タイル屋さんにより壁や床を仕上げるという工法が一般的でした、現在では特別な浴室以外はユニットバスが主流となっています、写真はそうした浴室をユニット化した工事です、多くの住宅では洗面脱衣室の床が腐食していたり、洗面台も古く使い勝手も悪かったり、洗濯機パンもないことにより、浴室と洗面室は一緒に工事をする事が多く見られます、今回は洗面室もリニューアルした工事です、お施主様はまだ50代後半ですが、近い将来も事も考えたリフォームです、浴室には軽く開け閉め出来る引き戸をはじめ、手すり、暖房乾燥機、節水シャワー、更にテレビも設置し、洗面台もリニューアルしました、安心した老後を迎えることが出来ます。

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この会は、「安心して住み続けられる街づくりを目指して」誰もが長生きしてよかったと言える甲府市にしてくため、2006年に設立されました、会員は、一般市民、ヘルパー、相談員、ケアマネージャーや介護職員を中心に、介護保険を中心とした学習会や市長対話など幅広い活動をしています、11月19日、甲府市へ要望書を提出してきました、また会の活動履歴も見て下さい。

詳しくはホームページをご覧下さい。

http://kofu-yokusurukai.com/

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80代後半女性です、複数の疾病により移動は全介助による車いすです、現在実の娘様と二人での生活です、デイサービスは4回/W その他受診等で出入りの頻度も多いことから何とかしたいという今回の相談でした、段差解消機の検討もありましたが、幸い作る上での建築的要件も満たしていることから、既存の土間を広げ、木製スロープの工事となりました、勾配も1/15程度(1.500mmで100mmの高低差)確保出来、広縁での踊り場もしっかり確保できました、この工事では、サッシュを跨ぐ時に可動式のアルミプレートを制作し、出入りを楽に行えるよう配慮しました、ちょっとした工夫で更に使い易くなります。

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先天性脳性麻痺により移動に困難を来している当時19歳の女性の事例です、屋外移動は車いす、内部は車いすと負担のかかる介助です、体が小さい頃はよかったのですが、日々の成長により体重も増え、移動行為を介助している母親の介助量も大きな負担となった事から今回の相談となりました、元々の20坪程度の増築部分に浴室や洗面、トイレと専用の居室を新たに整備しました、中でも出入りは今回の工事の「肝」でもあり、駐車場側の元々腰窓だったところを掃出しサッシュとし、400mmのストロークのある段差解消機を設置し、移動を楽にした工事です、(株)花岡車両製です、スイッチは無線カードリモコンでスムーズな昇降が可能とまりました。

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一般的なリフォームの代表例として、トイレや浴室の改修工事があります、浴室と脱衣室は、洗面台やボイラーの交換などとして一体に工事をする事があります、今日ご紹介するのは、いままで廊下から入っていたトイレを洗面脱衣室経由のトイレとしました、新築においいてもこうした計画は稀にあります、こうすることにより水回り動線も楽になる事があります。

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この事例は、ご両親双方のための改修であり、図面にあるように寝室も間仕切りの変更や床のフローリング化工事と共に行った工事です、浴室は納戸をなくして1.25坪のユニットバスへ、また車いすを想定し、洗面脱衣室入り口とトイレの入り口を三本引き戸とし、洗面脱衣室もゆったりとしたスペースとしました。

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上は改修前の浴室とトイレです
スクリーンショット 2015-11-23 13.53.23スクリーンショット 2015-11-23 14.09.22広くなったトイレと洗面脱衣室から1.25坪の浴室です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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甲斐市内にて男性80歳、脳梗塞後遺症により上肢機能障害上肢全廃(1級)下肢機能障害下肢全廃(1級)体幹機能障害(1級)、現在の状況は、脳梗塞後遺症とパーキンソン症候群のため、日常生活は全介助であり、主介助者は奥さん(78歳)です、現在はデイサービス3回/周、訪問看護1回/周、訪問リハ2回/周、福祉用具はベッド、車いす、玄関昇降機です、今回のご相談は現在の浴室では狭いため、2人介助で安心して入浴をしたいという事でした、現在の浴室は1.365×1.820と狭いため、910×910の増築を行い1.820×2.275のユニットバスへの変更とし、入り口の開口部には巾1.150mmの大型上吊り引き戸を設置し、移動や入浴もゆったりとしたスペースで行える事が実現しました。

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今から12年ほど前の工事です、ご本人様は女性30代です、厚生労働省難病指定疾患の「多発性硬化症」(MS)という病気です、この工事は訪看(訪問看護ステーション)からの工事依頼でした、両下肢全廃、視野右全盲、左目は視野5°、コミニュケーションは良好です、両親と3人暮らしです、工事内容は車いすを利用しているので、専用の居室をフローリングへ、トイレは自身で移乗可能なので便器と手すり設置、あと定期的な福祉タクシーを利用した通院において、一人でこれを可能とするために、小さなリモコンで操作出来る段差解消機を設置しました、出入りの引き戸も3本引き戸として開口巾を確保した工事です、およそ900mmのストロークを約15秒で昇降します、段差も出来ないように埋め込み式とした工事です。

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在宅でのQOL(生活の質)の維持において、様々な生活要素があります、とりわけ「排泄行為」においては、在宅でのQOLの「肝」となります、「トイレだけは這ってでも行きたい」誰もが普通に思う事です、しかし夜間や介助者がいない時には、やむなく寝室に置いたポータブルトイレを使用している方も数多くいます、しかしポータブルトイレではバケツに入った排泄物の処理方法や形態は、あまり語られる事はありません、これらの始末をする時に重宝するのが、トイレに設置したシャワーです、これならバケツ洗浄やしびん洗浄も簡単に出来ます、一般にはトイレ内部において止水栓(アングル止水)は便器に座って右奥にあるのが一般的です、写真はこれに更なる工夫をして、右利きの方が使い易いように向かって右側へ設置したものです、これなら左手でバケツ、右手でシャワーが容易に使う事が出来るようになります、こうした「道具」はちょっとした工夫で更に使い勝手の良いものに変身出来ます。

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