アウトセット引き戸で決まり

この事例は、脳梗塞となり左半身麻痺による後遺症と左膝痛をもつ70代後半の女性を、日常生活のほぼ全般をご主人が介護している事例です。それまでは介助用車いすにて、リビングから寝室へ移動するのですが、見た通りの開きドアでの有効開口寸法も735mmと狭く、敷居の段差もあり室内移動にも困難極めるものでした。今回提案したのはアウトセット引き戸です。これは上吊り式で敷居もなく、開閉時のブレーキもあり動きもスムーズです。有効開口も815mmとなり、移動環境は格段にアップしました。この引き戸の工事は相当数行いましたが、どのご家庭でも大変大好評を頂いている工事の一つです。

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