今日は心も体も温まる浴室についてお話します。
我が国の主要な死因は、悪性腫瘍、心疾患、脳血管障害、高齢者では肺炎がこれに続き、交通事故や入浴中に起こった心・脳疾患の発作や溺死など不慮の事故などによるものが第5位となります。 高齢者の入浴行為においては気温、室温、湯温などの温度や水圧の影響を受けて心・血管反応や発作が起こり、意識障害が現れ、そのため溺死事故も発生するため注意が必要です。 しかし入浴は体を温める事やリラックスして入浴を楽しむ事で、心身共に良い影響を与えます。
写真は改修前と完成写真です、既存の浴槽は900mm×700mmで深さもある和式浴槽です、跨いで入るにも、足腰に負担もかかるばかりか、タイル貼りで冷たく狭くて、介助入浴や入浴椅子などは使えない、昭和40年代に作られた浴室の典型です。
最近では浴槽縁も出入り用に掴まりやすい様巾も狭く、低く設計してある物や、タッチスイッチで快適なシャワーカラン、雨の日に洗濯物も干せる天井埋込型の換気暖房乾燥機、お湯の温度が冷めないように工夫された断熱機能を持たせ手すりも付き、予め工場生産された合理的なユニットバスも数多くのメーカーから出されています。 一般に日本人は風呂好きな国民で、しかも熱めのお湯を好む傾向にあると言われます、特にこの寒い時期に冷えた体をゆっくり温める事は一日の疲れを癒し心身をリフレッシュするのに最高の方法です。 ちょっとした工夫や注意でこうした家庭内事故を防ぎたいものです。
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