トイレ

入浴において介助が必要な場合、1616のユニットバスに入浴用椅子などの福祉用具を入れようとすると、介助者が思うような動作ができないばかりか、安全で快適な入浴介助は不可能となります、一方トイレにての排泄行為を全介助とした時、910mm×1.820mmの長方型のトイレでは満足な介助も出来ません、今回の工事は浴室を1616から1620への拡張工事と共に、洗面脱衣室にあるドラム式の洗濯機とトイレの便器の位置交換を行いました、今までのトイレには洗濯機を、洗濯機があった位置には便器を設置しました、更にそれまで使っていたW=750mmの洗面台をW=600とし、介助スペースを確保した結果、抱きかかえて便器へ座らせる介助も大幅に軽減できる事となりました。

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某デイサービス様からの工事依頼です、ここでは空き家となっている和風住宅を借りてデイサービスを行っています、既存のトイレは小便器があり(洗面台右奥にある)これを撤去して洋便器として使いたいというご希望でした、いままで小便器として使っていましたので、給水や排水位置の変更も変更となるわけですが、床下へ入り込むのに既存の洗面台の下の床に穴をあけ、人が潜り込んでの排水接続工事ですので、細い体格でないと無理がある事はおわかりですよね、あと廊下からの1本引き戸は有効開口1.300mmのアコーディオンドアへ変更して介助や移動の動線を確保しました、背もたれと蓋なし便座と奥行き120mmのL型手すりも設置しました。

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86歳(女性)のための工事です、それまで和式便器(汽車便)だったのを、洋式便器に取替る工事です、改修前はしゃがんで行うものから、腰掛けて行うことにより足腰の負担は大きく変わり楽に行う事が可能となります、工事は既存の床を解体し、給排水工事、電源設置工事、床下地合板+クッションフロアーです、300mm程度の巾木部分は、水に強いキッチンパネルを高さ400mm程度まで貼り上げました、また便座はリモコン洗浄式とし、安全な立ち座り動作が出来るよう利き手側へL型手すりも設置した、便器取替、手すり設置の介護保険適用工事です。

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通常トイレの手すりというと、立ち上がりや立ち座りや移乗などを考慮した場合、L型手すりを思い浮かべる方が多くいると思います、写真は富士川町地内のデイサービスのトイレに、長さ600mmと300mmの樹脂被覆の水平手すりを二カ所設置した事例です、施設の担当者様によると、左手で既存のL型上部を掴み、右手で300mm若しくは600mmの水平手すりを掴みながら立ち座り動作を行うというものです、手すりはTOTOのTSシリーズ出巾100mmとした特注品です、下地壁は軽量下地(LGS)+プラスターボード12.5mm+化粧パネル(4mm)にウェルナット(下穴9.5mm)にて施工しました、こうして利用者お一人お一人に対し、しっかり向き合い誠実な対応の施設には驚きました。

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在宅でのQOL(生活の質)の維持において、様々な生活要素があります、とりわけ「排泄行為」においては、在宅でのQOLの「肝」となります、「トイレだけは這ってでも行きたい」誰もが普通に思う事です、しかし夜間や介助者がいない時には、やむなく寝室に置いたポータブルトイレを使用している方も数多くいます、しかしポータブルトイレではバケツに入った排泄物の処理方法や形態は、あまり語られる事はありません、これらの始末をする時に重宝するのが、トイレに設置したシャワーです、これならバケツ洗浄やしびん洗浄も簡単に出来ます、一般にはトイレ内部において止水栓(アングル止水)は便器に座って右奥にあるのが一般的です、写真はこれに更なる工夫をして、右利きの方が使い易いように向かって右側へ設置したものです、これなら左手でバケツ、右手でシャワーが容易に使う事が出来るようになります、こうした「道具」はちょっとした工夫で更に使い勝手の良いものに変身出来ます。

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昭和の時代に一部のプレハブメーカーで建てられた 住宅の多くには、トイレの入り口ドアが中開きで、しかもドア敷居を跨ぐという作り方がありました、いつも言う事ですが、健康なうちはその事に何にも感じないまま生活が出来ていますが、加齢と共に「室内移動」に支障が出てくるとこうした入り口は「バリア」となります、また中開きドアともなると、万が一中で倒れていたら開ける事も出来ない「危険なドア」となります。写真は下肢に障害あり、介助でトイレへ入る方のための改修工事です、W=1600H=1.900のアコーディオンドアとし、開き易いようにアシスト把手を設置しました、大変喜んで頂いた工事です。

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この頃よく作られた特徴の一つとして、手前に小便器、奥へ大便器を計画する「2室トイレ」とでもいうのか、間仕切りを設置した時代がありました、現在では新築でも1室の中に小便器と大便器を設置する事はありますが、多くは兼用便器(洋便器)一つで作られるケースが圧倒的です。そのため足腰に痛みなどがあり移動が困難な高齢者の方々にとっては「バリア」となることは明白です、写真はその間仕切りを撤去し、便器の向きを変え、肘掛け式手すりをつけた事例です、中扉を開けたり閉めたりがない事で移動を楽にする事が出来ます。

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最近のトイレは、ゆったりとしたスペースのあるトイレ計画とする傾向にあります、写真のトイレは手前が小便器、扉を開けて大便器があります、健康なうちは良いですが、車いすなどを使い居室からトイレへの室内移動においては、こうした扉は大きなバリアとなります、この工事は、扉撤去だけでは介護保険が適用にならないため、あえてシャワーカーテンを設置して、介護保険上の「扉の交換」としました、このケースでは、車いすで便器の近くまで寄って手すりに掴まり、ご家族の介助で容易にトランスファー出来るようにした工事です。

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先月末に引渡をした新築事例です、80代のご両親夫婦と長男夫婦と孫夫婦との6人家族の三世帯住宅です。キッチンや浴室は共用ですが、それ以外は独立しています。写真はご両親の寝室兼居間に併設して作られた専用のトイレです、車いす対応の洗面カウンターや、しびん洗浄水栓までを予め整えました。

「トイレには這ってでも行きたい」尊厳ある大事な生活行為を「建築的手法」により計画しました。

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在宅介護においいては、様々な福祉用具が使われます。

入浴、排泄、就寝、食事、家の出入りなど、様々な場面の中において、排泄行為はまったありません、「トイレには這ってでも行きたい」、でも夜間など一人では無理となると、ポータブルトイレをな使わなくてはなりません、これを毎日洗浄しようとした場合、あまり語られる事は少ないですが、介助者にとっては大変な作業となります、こうしたお悩みから解放できるように考えられたのが、ケアクリックシャワーです、これはトイレの中へシャワーを設置し、ポータブルトイレの洗浄をここで一気にやってしまおうという「優れもの」です、また利き手側でシャワーを持ちたいため、シャワーフックは右側設置としました、先日設置した85歳を自宅で介護している奥様には、大変喜んで頂きました。

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