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安心安全で、介護負担軽減のためのリフォーム       甲府市S様

お悩み•ご要望

今年19歳となった娘は幼少の頃、血液系の疾患を発症しました、その後遺症により日常生活全般において介助が必要となりました、まだ小さいうちは体重も軽く、全介助といってもそれほどの負担とは感じませんでしたが、次第に体重も増え、介助する私たちにとっても徐々に負担と感じるようになりました、自立歩行、自立起立は不可能で、外出は車いす、自宅内では抱きかかえによる移動です、3年前、毎日支援学校へ通うために屋外へ緩やかなスロープを設置しました、今回は入浴介助を楽にしたい事と、抱きかかえで座らせていたトイレでの排泄介助が安心して安全に出来るようにしたいと考えています。
 
お悩みの原因とお施主様の提案した解決方法

まず入浴環境ですが、1616サイズの浴室の洗い場は狭く、十分な介助スペースとは言えません、しかし幸いにして北側隣地とは1.8mほどのスペースがある事により455mmの増築はすぐに可能だと判断出来ました。
一方排泄環境ですが、それまで便器側面から抱きかかえで便器に座らせている介助行為において、トイレ壁面幅は780mmと狭く、かなり無理のある「力技」で行っていました、このためお施主様からの提案として、当初寝室として使っている和室側の壁を壊して、便器側面への移乗を考えましたが、設計者として「現実味もなく合理的ではない」と判断しました、
 提案した計画は、現在の便器と洗濯機の位置のトレードといった少々思い切った計画です、また便器側面へ介助スペース確保のため、750mmの洗面台を600mmとする提案をしました、これにより大型の洗濯機も無理なく収まる事や、それまで洗面脱衣室(洗濯室)として使っていたスペースがトイレ兼洗面脱衣室とることにより、全体として「一体感」のある、まとまった水廻りスペースとなりました
 
 生活スタイルの変化
 
娘との入浴は毎日の事です、ゆったりとしたスペースで安心安全に入浴が出来るようになりました、トイレへの移乗介助は、週1回来るヘルパーさんもその使い易さに驚いています、また非力な母親の力でも無理なく行う事ができるようになりました、洗濯室となったスペースは、東側からの明るい光が入るようになり、毎日の家事の「快適さ」も感じています。
 
 リモデルしてよかった事
 
一般にリフォームというと、屋根や外壁塗装、トイレ、浴室やキッチンの水廻りの工事を行い「きれいで快適が目的」となる工事です、一方、こうした工事は体にハンディのある本人と家族が「安心安全に、また介護負担軽減」と、性格の異なった工事です、
私たち家族は、40代後半の夫婦と娘一人の暮らしです、この工事により「毎日の暮らし」がとても快適となり、気持ちにも「ゆとり」が生まれました。

    
             着工前                      完成図

工事着工前状況

  

完成状況