建築基準法では、原則床高さは地盤面から450mm以上と定められています、一般の住宅では、玄関ポーチの階段や、玄関内部の上框部分の設計においてこの450mmを処理していきます、また車いすでの出入りを考えた時、スロープが技術的にも介助負担的にも合理的であればお勧めする場合もあります。
今日紹介するのは、車いすでの出入りを考慮した計画で、段差解消機を設置した事例をお見せします、スロープと違い、狭い場所での設置も可能な事や、電源さえあれば容易に設置出来、現在介護保険でもレンタルも可能となり、その需要は増えてきました。
事例の写真はレンタルではなく、購入された事例です、腰椎損傷のため車いすを使用しています、専用の居室(和室6帖間)から外出を容易にするために設置しました、自分一人で操作しています。
但し、設置するための土間コンクリートは介護保険の対象外となり自己負担となります。
福祉用具を上手にマッチングさせ、住環境を整備することにより、一人で出来る事を増やす事が出
来ます。