娘夫婦と共に、安心して暮らす 南アルプス市S様
お悩み•ご要望
87歳の母親は、数年前から動作が緩慢となっていたのが気になっていたが今年の春先に脳梗塞となりました。幸いにも左下肢に軽度の麻痺が残った事だけで早い退院が出来ました。 しかし元々2階に寝室があり、今までのように動きも悪くなり、万が一階段での転落事故などに不安があり心配です。年齢も90歳に近く、これからの在宅での生活が本人や家族にとって安心して暮らせるようにしたいと願っています。
お悩みの原因とお施主様の提案した解決方法
このご家族は60代の娘夫婦との3人暮らしです、当初は北側の玄関の部分をなくしてトイレの近く専用の部屋をという提案をお施主様の要望でしたが、玄関がなくなるばかりか、日差しも期待できない北側の位置では快適な環境を計画する事は無理と判断しました。
現在和室6帖(実際は物置状態)として使っている空間に、専用のトイレと整容できる洗面台を計画する事で、居間から近く、コミニュケーションも取り易い位置への提案をしました。
幸いに汚水升も近くにあり、屋外からの給水もスムーズに行える事も確認出来ましたので、合理的な環境が実現しました。
生活スタイルの変化
まさかトイレが増築出来るとは思ってもみなかったので、この計画で大変満足しています。
手すりもあるトイレもベッドから近い事や、本人専用の洗面台もあり使い勝手にも大変満足しています。
リモデルしてよかった事
南側の部屋は陽当たりも良く、快適に暮らしています。
やはり家族の近くでの生活は安心できます。