山梨県甲府市で高齢者住宅や障害者住宅を専門に行っている工務店です。

脳梗塞にて入院 退院直前リフォーム         甲府市N様

お悩み•ご要望

それまで元気だった78歳の母親がある日突然脳梗塞となってしまいました。救急病院を経てリハビリ施設へ転院し4ヶ月ぶりに家に帰る事になりましたが、左半身に軽度の麻痺が残り、日常生活も見守りの状態となりました。しかし家に帰ってきても、一人でのトイレや入浴は困難で心配です。また家の中には段差もあるため、転倒の心配もあり、日中一人にして出かけるにも不安があります。
またベッドを置く場所を整備したい事と、水回りを使い易くし、介助が楽に行えるスペースの確保や、移動し易い環境にしたいと思っています

お悩みの原因とお施主様の提案した解決方法

既存の住宅は、トイレと洗面、浴室が一体となった配置となっている事と、納戸スペース部分を無くして良いとの事で、将来介護保険を使った介助入浴やシャワー椅子などの福祉用具も使いやすくするため、浴室を大きく計画しました。それと共に洗面脱衣室も広げ、椅子などを置くスペースを確保し、ゆったりとした介助スペースが出来ました。
また、いままで廊下から入っていたトイレも、スペースを大きくし洗面脱衣室より入る事と、廊下からは有効開口寸法1.030mmの3本連動引き戸を計画する事で、「室内移動」を楽に出来るように計画しました。

生活スタイルの変化

健康であるときは、不便と思っていなかった水廻りも、病気により体にハンディがある事により「大きなバリア」となっていましたが、こうして水廻りを中心とした環境を整備したことにより、使い勝手も良くなりました

リモデルしてよかった事

元々人に迷惑をかける事が嫌いな性格なので、思い切ってリフォームしてよかったと思います。
なによりも家族にも少しでも迷惑をかけることなく、一人で出来る事が増えた事が大変嬉しく思っています。


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